fc2ブログ

いとおしい未来、輝かしいはずの未来

未来はいとおしいものなのか?

つべで「いとしの未来ちゃん」というドラマを見た。

いろんな権利関係もあり再販されていないドラマである。

こんなテーマのお話しである。
2100年の未来では、現在(制作当時1998年)よりはるかに古めかしい生活をしていた。それは何故なのか?
そこで2020~2050年頃の出来事が語られる。

そして、最後に○○なんてないほうがイイでしょ?と〆る。

渡辺浩弐氏の「マザーハッカー」とか「○○年のゲームキッズ」などの小説が原案となっているハズ。
この「マザーハッカー」なども、最新技術の未来の姿を描いた小説なのだが、これをドラマ化したみたいな感じ。
小説は短編ものだが、内容はちょっとシリアスで後味が悪い感じなのね。

それを片岡K氏が脚本を書いてコメディタッチでおもしろおかしく書いたものなのね。
かなり意欲的な作品だと思いますね。

1997年に放送されたので、いまから23年も前か?
電子マネー、多チャンネル、VR技術、気象制御、クローンやアンドロイドなどの現在実用化されている技術が出ている。

電子マネーは確かに普及したが、当時はイオカードだったかSuicaがサービス開始となったのは2001年だそうだ。

ドラマでは電子マネーは普及したが味気ないので、現金が恋しくなるという結論で終わりました。

確かに、いまでは電子マネーやキャッシュレスはある程度進化してSuicaかPasmoは首都圏で電車に乗る人ならほどんどもっているんじゃないかな?でも、日々の買い物はまだ現金派も多いと思います。

私も電車に乗るときはSuicaですが、買い物はnanaco以外は現金かな?

ドラマでは電卓型の料金が表示されるタイプを予想してましたが、まさか鉄道会社のカードが電子マネーの主流になるとは思わなかっただろうな。

そして、多チャンネル放送では、隙間を狙いすぎてネタが枯渇して、何もない放送がHitするという話でした。

確かに地デジ化やスカパーやWOWOWなどは多チャンネルになってますが、BSではネタがなくなってか予算からか、海外ドラマや通販が多くなってますし。

そして、Youtubeができて、個々人がぞれぞれのチャンネルを持ち始める時代になりました。さすがに個人がチャンネルを持つような時代が来るとは考えなかっただろうな。

クローンやアンドロイドの研究は進んでいますが、倫理的な問題は考えられ柳うようになりましたね。ロボットは進化しても、星新一氏の小江説に出てきたようなセクサロイドはまだないよね。

あのドラマを見たときは、未来は絶対に輝かしいものであって、時代が逆行することなんてないと思っていました。
まさか21世紀で世界戦争は起きてないけど、パンデミックが起きるとはね。

この23年で進化したのか、退化したのかわからないよね。
なんか、いろいろ考えさせられますな。



関連記事
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Author:kikulandiargo
kikulandiargoです。

カレンダー(月別)
09 ≪│2023/10│≫ 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク